はじめに
こんにちは!日々若年者層の就職支援に携わっている
つぼちゃんと申します。
コロナウイルス感染症の影響で就職活動にも影響が出てきていますね…。
日本で本格的にコロナが騒がれ出したのは、2020年卒学生の就活がほぼ終了していた2月末〜3月に入ってからだった為、昨年度の学生については、就職活動自体にそこまで影響は出ませんでした。
しかし、残念ながら卒業した学生から数件、採用取り消しの報告を受けてしまいました。
リーマンショックの時(2008年9月)もそうでしたが、就職活動に本格的に影響が出るのは翌年の卒業生からです。
ですので、現在4年生(2021年3月卒)の学生と、それ以降に卒業する学生にとっては、今後の採用がとっても不安だと思います。
就活の方法についても変化がありそうですね。
今は【密閉・密集・密接】を避けるようにと言われていますし、元々、今後はリモートワークが盛んになると予想されていましたので、これからWeb面接を利用する企業も爆発的に増えそうです。
そこで、ここではWeb面接を受けるにあたってのマナーや流れ、チェックすべきポイント等についてまとめてみました。
一緒にチェックしてみましょう!
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Web面接とは?
Web面接とはオンライン面接とも呼ばれ、スカイプ等のビデオチャット機能を使って行われます。
応募者が遠方に住んでいる場合や、リモートワークの会社、海外の人材を集めている会社がよく行っています。
ビデオチャットツールでの会話は通話料がかからない事がほとんどですし、
面接を受けに行く交通費もかからないので、これが一般化すると
以前から問題になっていた地方住みの就活生の交通費問題にも一石を投じてくれそうですね
どんなツールがある?
フェイスブックのメッセンジャーやLINEアプリにもビデオ通話機能はありますが
これらはかなり個人情報に関わってくるツールなので、
実際の模擬面接で使われるのはSkype、若しくはZoom、Webex等が考えられます。
ウェブ面接前にどのツールを使うのか指定されると思いますので、事前にインストールして
動作確認しておく事が必要ですね。
ウェブ面接の流れ(挨拶・マナー)
Web面接と聞くと聞き慣れないので構えてしまいがちですが、面接の流れは通常の面接とほとんど同じです。違っているのは入退室が無い事くらいでしょうか。
ウェブ面接は通話開始後すぐ面接が始まります。
ですので、通話が開始されたら、まず元気な声で『大学名・氏名』を伝えましょう。
○○大学のネコ田にゃ太郎です!
本日は宜しくお願い致します!
また、ウェブ面接終了後もきちんと感謝を伝えましょう。
本日はお忙しい中面接をしていただき
ありがとうございました!
※基本的に通話はこちらからは切らないようにしましょう。
(5秒くらい待っても相手が切らない場合や、先方から切るように促されたらこちらから切ってOK!切るときは「失礼いたします」など一言添えましょう。)
新卒におけるWEB面接はまだ珍しく構えてしまいがちですが、守るべき事は通常の選考と同じです。『明るい表情でハキハキ話す』『表情や目線に気をつける』等、通常の面接でも求められる事にキチンと対応できればweb面接は怖くありません!
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ウェブ面接のメリット
*交通費と移動時間をカットできる。
何と言ってもこれが一番のメリットですね。
地方に住んでいる学生だと、都会へ面接に行く度に高額な交通費が(果ては宿泊費まで)かかる事もあります。webにする事で、交通費とそれに伴う移動時間もカットできます。
筆者も学生時代は田舎に住んでいたので、都会住みの友人が『今日は自転車で面接に行ってきた』と話すのを聞いてすごく悔しかった思い出があります。
都会住みと田舎住みにここまで差があるのは不公平だとずっと思っていたので、筆者的にはどんどんweb面接が広まって欲しいと思っています。
*緊張しやすい人にとっては、普段の実力を発揮しやすい
筆者は普段、模擬面接の練習で面接官役をしています。
面接していると、普段はちゃんと話せる子が《面接》となると過度に緊張してしまい、実力が発揮できなかったりしますが、それはあの特殊な【面接会場】という場所のせいもあると思うのです。
キツイ事を言えば、与えられた場所で力を発揮できないと意味が無いのですが…
正直、面接にも向き不向きがあって、緊張しやすい子にとって現在の面接方法は不向きです。
なので、自分の部屋でリラックスして面接を受けられるというのは、実力を発揮しやすい上に、面接官も普段に近い学生を見る事が出来るので、双方にメリットがあると思います。
ウェブ面接のデメリット
*ネット環境や部屋の確保が必要
最近はスマホしか持たず、PCを持っていない学生も多いです。
しかしスマホは画面が小さく面接には不向きです。
また、ウェブ面接を受けるには、騒音が無く途中で邪魔が入らないような場所を確保しなければなりません。
まだほとんどの大学ではweb面接の整備が進んでいないので、これらの準備ができない学生は準備に苦労するかもしれません。
*素を出しすぎてしまう。
自分の部屋などで面接を受ける場合、リラックスして素を出しすぎてしまう可能性があります。
面接はうまく行ったと感じても、例えば背景に写っている部屋がとても散らかっていたり、アイコンで幼い印象を与えたり、アカウントの名前を就活に不向きな名前にして、相手を困惑させてしまったり…
WEB面接は細部まで見られているので、自分の設定を確認しましょう。
もし既にアカウントを持っていても、心配なら新たに作成したほうが良いです。
意外と自分が気づかない内に、相手にいろんな印象を与えてしまっているかもしれません。
Webカメラは広角レンズが使用されている場合が多く、思った以上に周辺の様子が映り込んでいる可能性があります。気をつけましょう。
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受験前のチェックポイント
受験前に気をつけておきたいポイントをまとめてみました!
受験前にチェックしてみましょう
☑︎web環境は整っていますか?
ネット環境はとても大事です。事前に確認しましょう。
音量も確認しておきましょう。
☑︎部屋はキチンと片付いていますか?
意外に広範囲で相手に見えている事があります。
背景は白がベター
☑︎スーツや身だしなみはキチンとしていますか?
上しか見えないからといって、下はジャージ…とかはやめましょうね(笑)
☑︎カメラの位置は大丈夫ですか?
web面接はカメラを通して行うので、画面を見ながら話していても位置によっては目線が合わない、偉そうに見える等、印象が悪くなる可能性もあります。
事前に相手にどのように見えているか確認しておきましょう。
☑︎ケータイの電源は切っていますか?
途中で電話がかかってこないように、ケータイの電源は切っておきましょう!
☑︎︎メイクはしっかりしていますか?(対面の面接よりWebの方がカメラが近いので、手を抜かずしっかりメイクしましょう)
☑︎ネット環境の確認はしましたか?(環境が悪いと声が遅れて聞こえたり、途中で切れてしまったりします。事前に確認し、環境を整えて下さい。)
☑︎PCで行う場合、他のソフトはシャットダウンしておきましょう。
☑︎自宅で行う場合、その時間には誰も部屋に入ってこないようにしておきましょう(例:家族に時間を伝えておき、その時間は部屋に入ってこないよう伝える、郵便物は時間指定しておきその時間は届かないようにする)
☑︎Web面接は環境により少しタイムラグが発生する等、初めて受験する際はとまどう可能性があります。(事前に友人同士等で練習しておきましょう)
☑︎練習で自分の模擬面接の様子を録画し、確認する。(この練習は本当にお勧めです!自分の思っている感じと、他人が見る貴方は必ずギャップがあります。自分がどのように見られているか客観的に確認し、課題を見つけましょう!)
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最後に
新卒採用というのは人生で1度きりのチャンスです。
しんどいし、辛いし、不採用の通知を貰う度、自分を否定されているような気がして
落ち込んでしまうかもしれません。
『コロナが経済に与える影響はリーマンショック以上』と言われ、就職活動に疲れてしまうかもしれませんが、新卒採用は人生で一度きりのチャンスです。
全くの未経験で正社員として雇ってくれるなんて、新卒採用以外には中々ありません。
物事には時があります。
後回しにすると、今以上に頑張らないといけません。
厳しい状況ですが、頑張るのは後ではなく今です。
本記事が少しでも就活生のお役に立てれば幸いです!
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